2019年01月05日
基地作業
南極での電離層観測は、短波帯の電波を発射して上空100-1000km位の高さにある電離層から反射して帰ってくる電波を観測しています。
(空から撮影した電離層観測用のアンテナと観測小屋)
紅白の長いタワーが電離層観測用のアンテナなのですが、
今年の電離層部門の大きな仕事はこの40mの高さのタワーの支線やエレメントや部品等の交換です。
昨日と今日でメインの支線の張替えを行いました。
水没している支点もあり、ポンプで排水しながら作業をします。
今日はしらせ乗員の方にお手伝いをしていただきました。
今日は天気もよく40mタワーのてっぺんから見た風景は最高でした。
遠くに南極大陸の氷床や長頭山が見えます。
観測小屋方面の様子です。
足元はこんな感じです。
(空から撮影した電離層観測用のアンテナと観測小屋)
紅白の長いタワーが電離層観測用のアンテナなのですが、
今年の電離層部門の大きな仕事はこの40mの高さのタワーの支線やエレメントや部品等の交換です。
昨日と今日でメインの支線の張替えを行いました。
水没している支点もあり、ポンプで排水しながら作業をします。
今日はしらせ乗員の方にお手伝いをしていただきました。
今日は天気もよく40mタワーのてっぺんから見た風景は最高でした。
遠くに南極大陸の氷床や長頭山が見えます。
観測小屋方面の様子です。
足元はこんな感じです。
2018年12月29日
しらせよりペンギン観察
22日に無事昭和基地に到着しました。
しらせ乗船中、ヘリコプターのブレード取り付けなどで停泊している時に
たくさんのペンギンを見ることができました。
氷から海に飛び降りるペンギン
氷の上のペンギンは何度も見ていますが、今回は水中のペンギンを観察することができました。
船尾から真下に水中を写した写真です。
オレンジ色の部分は船体です。
水中では飛んでいるように見えます。
群れて泳ぐペンギンたち
皇帝ペンギンとアデリーの2ショット
しらせ乗船中、ヘリコプターのブレード取り付けなどで停泊している時に
たくさんのペンギンを見ることができました。
氷から海に飛び降りるペンギン
氷の上のペンギンは何度も見ていますが、今回は水中のペンギンを観察することができました。
船尾から真下に水中を写した写真です。
オレンジ色の部分は船体です。
水中では飛んでいるように見えます。
群れて泳ぐペンギンたち
皇帝ペンギンとアデリーの2ショット
Posted by T.Kondo at
17:58
│Comments(2)
2018年11月19日
第60次南極観測隊
11月10日 南極観測船しらせが晴海ふ頭を出港しました。
私は今回も第60次南極地域観測隊夏隊電離層担当として参加します。
25日に飛行機でオーストラリアまで飛び、フリーマントル港でしらせに乗船し南極に向かいます。
昭和基地には年末に到着する予定です。
私は今回も第60次南極地域観測隊夏隊電離層担当として参加します。
25日に飛行機でオーストラリアまで飛び、フリーマントル港でしらせに乗船し南極に向かいます。
昭和基地には年末に到着する予定です。
Posted by T.Kondo at
21:55
│Comments(2)
2017年02月05日
海氷が海に
昭和基地周辺の海は例年凍っていますが、
約10年に一度ほど水面が顔を出すことがあります。
私は6度昭和基地に来ていますが、こんなに大きな開水面を見るのは初めてです。
2月1日から2日に吹き荒れたブリザードで氷が大陸方面から基地側に流され海水面が広がりました。
海の向こうに見える白い場所は南極大陸の氷床です。
約10年に一度ほど水面が顔を出すことがあります。
私は6度昭和基地に来ていますが、こんなに大きな開水面を見るのは初めてです。
2月1日から2日に吹き荒れたブリザードで氷が大陸方面から基地側に流され海水面が広がりました。
海の向こうに見える白い場所は南極大陸の氷床です。
2017年02月02日
野外観測
2泊3日の予定でスカルブスネスというところに野外観測に行ってきました。
池にボートを浮かべて水や湖底のサンプリングを行ったり、潜水調査をします。
採取したサンプル
悪天が続きヘリコプターが飛べず、結局5泊6日となってしまいました。
天気は悪いものの調査はできる天候だったので、連日ボートを2時間以上かつぎ、現地の池の調査を行いました。
途中、コケの群落がありました。
南極でこんなに立派なコケを見たのは初めてでした。
ペンギンのルッカリーもありました。
ヒナが大きくなっています。
池にボートを浮かべて水や湖底のサンプリングを行ったり、潜水調査をします。
採取したサンプル
悪天が続きヘリコプターが飛べず、結局5泊6日となってしまいました。
天気は悪いものの調査はできる天候だったので、連日ボートを2時間以上かつぎ、現地の池の調査を行いました。
途中、コケの群落がありました。
南極でこんなに立派なコケを見たのは初めてでした。
ペンギンのルッカリーもありました。
ヒナが大きくなっています。