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2019年01月05日

基地作業

南極での電離層観測は、短波帯の電波を発射して上空100-1000km位の高さにある電離層から反射して帰ってくる電波を観測しています。
(空から撮影した電離層観測用のアンテナと観測小屋)
基地作業

紅白の長いタワーが電離層観測用のアンテナなのですが、
今年の電離層部門の大きな仕事はこの40mの高さのタワーの支線やエレメントや部品等の交換です。
昨日と今日でメインの支線の張替えを行いました。
水没している支点もあり、ポンプで排水しながら作業をします。
今日はしらせ乗員の方にお手伝いをしていただきました。
基地作業

今日は天気もよく40mタワーのてっぺんから見た風景は最高でした。
遠くに南極大陸の氷床や長頭山が見えます。
基地作業
観測小屋方面の様子です。
基地作業
足元はこんな感じです。
基地作業




Posted by T.Kondo at 02:37│Comments(4)60次
この記事へのコメント
高所作業には気を使うことが多いと思います。
40mのタワーは頂上に上がるだけで息も上がりますよね。
 写真を見ると足場も、いわゆる梯子ではなく、
タワーの斜めブレースに足をかけて登るようで、
これも足が痛くなり辛いと推察いたします。
塗装の薄くなっているのも生々しいです。
 自分のタワーは15mほどですが上まで上がって
忘れ物に気付き再度登り返すのは気持ちが折れそうになります。
              (斜めブレースを登ります)
業務の安全をお祈りいたします。
Posted by たかしま at 2019年01月06日 11:11
私は登れません。いえ!登りたくありません!!
でも足元の写真を見ると、これで40Mと思う感じ…。
もしかしたら登れる??いやいや、無理でしょうな。
Posted by 明 at 2019年01月06日 11:46
たかしまさん
コメントありがとうございます。
おかげさまで、無事作業は終わりました。
タワーには安全長靴で登ります。
登るときは斜めのブレスもあまり問題ないのですが、上で長時間作業をするときは足がいたくなります。
忘れ物については、滑車をてっぺんにつけて部材をロープで上げ下ろしするので大丈夫です。
Posted by T.KondoT.Kondo at 2019年01月09日 02:15
明さん
とにかくやってみなはれの精神でやってみなはれ。
もしかしたらできるかもしれません。
Posted by T.KondoT.Kondo at 2019年01月09日 02:17
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