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2014年01月12日

しらせへ

今日は10日ぶりの休日ですが、越冬隊の荷物運搬に便乗し、
しらせで連続観測をしている装置のデータ回収に行ってきました。
しらせでは長波標準電波の電波の強さを連続して計測しています。
電波時計で使っている電波で、佐賀と福島から送信しています。
受信アンテナは船の屋上に設置しています。
写真中心にあるループアンテナです。
このアンテナでも高感度の装置を使うと14000km離れた南極でも受信できます。
しらせへ

データ回収後は、越冬隊の荷物運搬のお手伝い。
しらせへ
ペンギンを見つけることができず、天気も曇っていてイマイチの写真となりました。



Posted by T.Kondo at 02:44│Comments(2)
この記事へのコメント
長波標準電波は、南極でも受信できるのはすごい。
受信設備+アンテナの差・・?

アンテナは、Wellbrook Communications社のALA1530でしょうか?(日本の代理店はAORかな)

では、元気で活躍してください。
Posted by PUP at 2014年01月12日 08:33
PUPさん まいどです。
アンテナは某国内メーカー製直交ループの特注品。
原理や性能は同軸製の磁界ループとほぼ同じです。
受信機はロックインアンプを使っています。
ルビジウム発振器をLoにして直交検波をする方式で、非常に狭い帯域のフィルタで受信するのと同じ効果があります。
ちなみにこのアンプのアナログ出力にRTLをつなぐと南緯60°を超えてもJJYのタイムコードやモールスが見えましたよ。
Posted by T.KondoT.Kondo at 2014年01月13日 01:26
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