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2008年05月21日
本日の作業
今日は久しぶりに風収まりました。
午前から先日のブリザードで傾いたアンテナの補修をしました。
Uボルトがこんなことになっていました。
振動で片方のナットがはずれ、風の力でひん曲げられてはずれたものと想像できます。
午後からはレスキュー訓練、1/2システム、1/3システムで人をクレバスから引き揚げる練習をしました。
理科のテストに出る 支点と滑車を使って力を1/2や1/3にするのを応用したものです。
−15℃位でしたが、一日外で仕事をすると結構つらいです。
でも、太陽を拝めるのはあと10日、外仕事は今のうちです。
午前から先日のブリザードで傾いたアンテナの補修をしました。
Uボルトがこんなことになっていました。
振動で片方のナットがはずれ、風の力でひん曲げられてはずれたものと想像できます。
午後からはレスキュー訓練、1/2システム、1/3システムで人をクレバスから引き揚げる練習をしました。
理科のテストに出る 支点と滑車を使って力を1/2や1/3にするのを応用したものです。
−15℃位でしたが、一日外で仕事をすると結構つらいです。
でも、太陽を拝めるのはあと10日、外仕事は今のうちです。
Posted by T.Kondo at 04:50│Comments(5)
この記事へのコメント
Uボルトの写真を見ましたが、イヤ―――!驚きました。
ブリの凄さは計り知れないですネ。
後10日間で極夜に突入だそうですが、隊長に頼んでクレーン車を動員して太陽が見える間にWARCのANTも修復出来ませんでしょうか。
4エレANTのポールが少し曲がって見えるような気がしますが私の目が歪んでいるなら問題無いですが。
時間が有る時に360度からユックリ眺めて下さい。
ANTポールが挫屈したら、それこそ一大事です。
Posted by Tosi at 2008年05月21日 09:47
『クレバス』って映画で見たことがありますが、発生場所は予測できないものですか?怖いですよね。
訓練、作業の無事をお祈りしています。
Posted by はいぶりっぢ at 2008年05月22日 00:03
Tosiさん コメントありがとうございます。
4エレのポールとエレメントは元の状態になりました。
WARCもそのうち直したいと思います。
はいぶりっぢさん こんにちは
大陸上の雪は押し固められて氷となって海へ向かって流れていきます。
クレバスは氷の流れに変化があるところで発生します。
沿岸や、山があるところなどに多く見られます。
その他、海氷上のクラックもこわいですね。
地形図や過去の情報から危ない地域はだいたいわかるようです。
Posted by ペンギン49 at 2008年05月22日 22:31
レスキュー訓練の写真をみて思います。
西堀栄三郎越冬隊長の時代から半世紀経過し、南極越冬での居住環境や
通信連絡環境(常時安定した通信)などが格段に向上しても、
当然のことだが屋外の自然は半世紀前と同じ状況にあるという事実です。
山岳登山でも滑落者救助のときに同じ技術を使いますが、
実際に使う機会のないことを願っています。
Posted by jk3shxたかしま at 2008年05月27日 23:05
たかしまさん コメントありがとうございます
おっしゃるとおり、住環境がよくなったので、日本にいるのと錯覚する位です。
その分、昔のままの外の環境とのギャップが大きくなることによって、危険が増えると考えられます。
野外での危険察知力、判断力をつけることが大事かと思います。
野外宿泊訓練などで、野外の環境を知ること、順応することも大切です。
Posted by ペンギン49 at 2008年05月28日 18:15